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2019/09/15

料理の背景にあるものがおもしろい!

我が敬愛する「男厨同志」からメールをもらった。

祝誕生日。後期高齢者突入。

「パタタ・ポブレ・ア・ロ・ポブレ」を読んで、
わが料理の師・江原恵さんの
「李さんのジャガイモ」( 『 台所の美味学 』朝日新聞社、1983年 ) を思い出した。
初出は、81年の『アサヒグラフ』連載。小生が担当したというか、小生が企画した連載。

エッソのPR誌『エナジー』の懸賞論文に入選した「包丁文化論」で江原さんに興味を持ち、
まず『グラフ』の名物企画だった「わがやの夕飯」で同氏を取材。
そのとき作ってくれた料理が、このジャガイモ料理だった。
食って、そのうまさに驚き、よし連載だ! と始めた企画だった。
毎週、彼が料理を作り、小生がメモしてレシピをおこした。
それが、結果的にわが料理修業とあいなった。
もう40年近くの昔になるのやなあ。



残念ながら、彼の尊敬する料理人「江原恵」さんの本を未だ読んでいない。

さっそく、アマゾンで古本を見つけ、自炊業者に送ってもらった。

PDFで読むつもりだ。



石田純一が「不倫は文化だ」なんて言ったことがあるが、なかなかの名言だ。

好色ものの告白だって、単なる女好き話ではおもしろくない。

宮本常一の「土佐源氏」がおもしろいのはそういうことだ。

ドストエフスキーのギャンブル狂いだって、単なる博打好きの話ではなんていうことはない。

ドストエフスキー「賭博師」。

そこから一歩進めて、「文化」や「奥にある社会背景や人間心理」を探らないとおもしろく

ないのだ。



我が「男厨同志」は、今では男子の料理の聖書のような存在になった檀一雄の

「檀流クッキング」を僕に教えてくれた人だ。

当時、産経新聞に連載されていた記事が単行本になり、それを紹介してくれた。

料理なんてしたことがなかった自分は、壇流クッキングを読んで、大いに刺激を受け、

まずはカレー作りからはじめた。

玉ねぎを3分の1のかさになるまでじっくり炒める・・・今でも覚えている!

あの本だって、単なる料理レシピではなくて、いろいろと世界を知ることができるのが

おもしろかったのである。

「パタタ・ア・ロ・ポブレ」だって、貧困層の食糧事情が背景にあったようだ。

特に、ヒターノ(ジプシー)がよく食したのは、そういうことのようである。

本当は、そこに触れて書くのがいいのだが・・・

「フラメンコとジャガイモ」なんてドキュメント映像を作るとおもしろいよね!









久しぶりの「箱寿司」

ところで、今日は久しぶりに「鯵の箱寿司」を作った。

鯵はシマアジで・・・(金色のラインがかすかに見えている)



シマアジの箱寿司




15日の昼飯

本日の昼飯

シマアジの焼きびたし、オクラとトマトの出汁マリネ、切り干し大根の煮物、きゅうりの

塩麹漬け、アサリの味噌汁、シアマジの箱寿司







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