冬の陽だまりで昼酒・・・
そんなに寒くはない!
といっても、朝晩はやはり寒い。
窓からアルハンブラ宮殿のほうにカメラを向けた。
朝の8時ごろの写真。

日中は気温が上がり20度近くになっている。
部屋に差し込んでくる光はまるで春のような暖かさだ。
そんな陽だまりで、鮭の幽庵漬け焼きを食した。

大根なますと白菜の浅漬けが口直し。ワインはロゼ。

刺身で食べたマグロの残りは「漬け」にした。ほかは、ほうれん草のおひたしと白菜の浅漬け。

そして陽が落ちて寒くなった夜は温かいうどん・・・きのこの卵とじうどんをつくった。体がポカポカしてきて、心まで温もった。

「人は老いを感じはじめると、自分が父親に似ていることに気づくのだ」
こんな一節がガルシア・マルケスの小説「コレラの時代の愛」に書かれていた。
そういえば、ずいぶん前だが、姉に何年振りかに会ったら「お父さんに似てきたね」と言われた。
鏡を見てみると、確かにあの父の目が自分の顔の中に存在しているのを発見して、「血」の結びつきを意識させられたものだ。
最近は顔だけでなく、もしかしたら「心のありよう」や「行動様式」も似てきたのではないだろうかと気づき始めた。
「昼酒」
「孤独愛」
「単独行」
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